世の中には美味しい大福が沢山あって、選ぶのが悩ましいですね
屋号にある岡埜(おかの)は独特の字なので、東京に30数店舗あるといわれている岡埜栄泉(おかのえいせん)さんと関係があるのかな?と思い調べてみると
岡埜栄泉さんは全て暖簾分けで広がっており、谷中にある岡埜栄泉さんからから暖簾分けしたのが竹隆庵岡埜さんのようです。
「こごめ」というネーミングも不思議で気になりませんか?
江戸庶民の間で喜ばれたお菓子に「こごめ餠」があり、ある時、根岸の里の茶屋がこの餠に餡を包み入れ、 上野輪王寺宮公弁法親王に献上したところ、お誉めの言葉を頂き、これを「こごめ大福」と名づけられました。(HPより)
ということだそうです、なので「こごめ大福」の皮は粒感を残した餅皮、優しい甘さの餡子と餅皮の塩加減が見事に調和した絶妙な美味しさ、ボリュームがあるのにあっという間に食べてしまいます。
その秘密はこだわりのある素材でしょう
素材へのこだわり
小豆は北海道富良野の十勝産を使用することが多いようですが、不作の年は北海道のその時とれた良いものをしようしたりと、その時にとれた良いモノを選別、水分量を変えたりして作り方を変えているようです。
餠米は千葉産を使用し、都内からアクセスが良いこともあり、 農家さんと頻繁にコミュニケーションをとっているそうです。
餡子(あんこ)の場合、砂糖は一般的な上白糖ではなく「ざら(白ざら糖)」と呼ばれる不純物がなく、純度の高い(約99%)砂糖を使用、 お水はアルカリイオン水のみ。ヨモギは茨城・群馬産と。素材に大変こだわっているようです。
白い大福とよもぎ大福の2種類
竹隆庵岡埜さんの大福はとにかく大きく重みがあります。
表面を軽く焼いてあるので、箱を開けた瞬間に香ばしい香りがするのも特徴で、この香りで一気に食欲が増してくるんですよ
白大福はもち米と一緒にうるち米を使用しています。
1個:¥270(税込)
大福餅なだけあって、しっかりとした厚みのある餅皮に上品な甘さの粒餡がたっぷりと包まれており、”ぼってり” ”たっぷり”という表現がとってもあっている感じです。
ヨモギは本物のヨモギで使っています。
1個:¥270(税込)
天然の綺麗なヨモギ色、草餅とは違う柔らかな草を感じる香にホッとします。
やはり”ぼってり””たっぷり”な大福です
大福は日持ちがしない生菓子なため、店頭でしか購入できないこともあり、東京の手土産として人気のある「こごめ大福」
店頭は竹隆庵岡埜さんの店舗のご案内をご覧ください。
そごう横浜店・諸国銘菓売り場に毎週金曜日の午後、「白・もよぎ」の2個セットが限定販売されます。
やはり人気で早めのお時間に購入に行かれることをおすすめします。
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